こんにちは。ちりちょこです。
ネスカフェの「バリスタ」ボタン1つでコーヒーを誰でも簡単に作れてとても便利、でもお手入れ方法に困っていませんか。
この記事は【ネスカフェゴールドブレンドバリスタTAMA】旧型のSPM9633のお手入れ手順について徹底解説していきます。
- 旧型TAMAを使っている人
- 分解まで出来たけど元に戻せない人
- 機械のお手入れが苦手な人
- お手入れで気をつけるポイントが知りたい人
↑のような方におすすめの記事です。
バリスタTAMA愛用歴は約7年、最初はお手入れした後に戻せなくてとにかく時間がかかりました。
慣れてしまえば特段難しい事はなく今ではコーヒーがなくなった時点で頻繁にお手入れしても苦になりません。
画像付きで解説していきますので是非参考にしてみて下さい。
<ネスカフェバリスタ>TAMA SPM9633
今回お手入れ手順を紹介する機種はこちらの機種になります。
「ネスカフェゴールドブレンドバリスタTAMA」
型名:HPM9633/SPM9633
2014年発売して現在は販売終了している機種です。
\機種の種類には公式サイトよりチェック可能/
<ネスカフェバリスタ>TAMAお手入れ手順
お手入れの前に最初に注意点をお話します。
各パーツを洗浄する時に食器洗い機は使用NGですので気をつけて下さい。
食洗機でいっぺんに洗いたくなりますが・・・食洗機は使用できないので水・ぬるま湯で手洗いして下さい!!!
お手入れが必要な頻度は↓の2つのタイミングです。
- 毎日洗浄
- コーヒータンクが空になったら
これらのタイミングごとに詳しく手順を解説します。
毎日洗浄するパーツ
- ドリップグリッド/ドリップトレイ
- 給水タンク
- ドロワー/撹拌部/スライダーカバー
これだけ聞くと、どこ?何?って思いますよね。
でも安心して下さい!次項から画像付で解説します!
毎日洗浄①ドリップグリッド/ドリップトレイ
↑のオレンジ色の丸部分です。
ここにマグカップを置いてコーヒーを作るので、マグカップを取った後にコーヒーが少し漏れたりなどで汚れている事があります。
取り外しは引っ張ると力を入れなくても簡単に取れます。
水・ぬるま湯で洗浄していきます。
ここは機械内部に影響する事がない部分なので慎重にならなくてもいい部分です。
毎日洗浄②給水タンク
本体裏にある給水タンクも毎日洗浄が必要です。
「水しか入れないからそもそも汚れないのでは?」と思いますがこれが結構カビなど汚れます。
柔らかい素材のブラシなどで優しく洗っていきます。
手を入れて奥までスポンジで洗うのは難しいので、水筒を洗う時の柄の付いたスポンジなどて洗うと奥まで綺麗に洗えます。
毎日洗浄③ドロワー/撹拌部/スライダーカバー
まずは本体内部のパーツを取り外していきます。
最初にドロワーを引き出します。
次に↓のオレンジ矢印の方向に青色のロックハンドルを下ろして、ロック解除します。
「全部取り外して元に戻し方が分からなくなった」を防ぐ為にこの状態で写真を撮っておくと安心できるかも◎
↑の画像のオレンジ丸部分①撹拌部、緑色部分②のスライダーカバーを取り出します。
スライダーカバーは左右を内向きに押しながら引き出すイメージです。
取り出した撹拌部を分解していきます。
撹拌部の中にあるフィルタを引っ張ってとります。
↑の画像の①②の手順でロックを外していきます。
ここまでで取り外しの作業は完了で、パーツごとに洗浄していきます。
まずはドロワー、スライダーカバーはぬるま湯で洗い流して水気を拭き取ります。
撹拌部の中のフィルタは水で優しく洗います。
撹拌部はぬるま湯に2分以上つけ置きしてから水気を切っておきます。
撹拌部の中に小さい穴が数個あるのですが、ここが詰まっているかチェック要!
詰まりが取れるまでぬるま湯ですすいで下さい。
洗浄が終わったら取り外したパーツを元通りにセットしていきます。
撹拌部のレバーを↑のように戻し、「カチッ」と音がしたらOKです。
撹拌部の中にフィルターをこの向きでセットします。
フィルタには上下があるので注意して下さい。
「下側がつきでている方」になります。
スライダーカバーを本体にセットします。
↑の画像のオレンジ丸の部分に矢印がありますが、本体の矢印とスライダーカバーの矢印が一致する位置に差し込んでいきます。
慣れるまではどこへ戻していいのかよく分からなくなる箇所NO.1でした。
矢印が 「→ ←」となるイメージです。
↑撹拌部も元の位置に戻していきます。
↑ロックハンドルを「カチッ」と音がするまで押し上げます。
「カチッ」と音がしなくても元の位置に戻ったような感覚になりますが、そんな時は完全にロック出来ていない可能性があります。
ロックが出来ていないとこの後ドロワーを閉めようとしても、閉まらない状態になります。
最後にドロワーを押し込んで閉めたら毎日洗浄のお手入れは終了です。
コーヒータンクが空になったら洗浄するパーツ
- コーヒータンク
コーヒータンクにコーヒーパウダーを入れるからパウダーがなくなったタイミングでのお手入れになります。
空になったら洗浄①コーヒータンク
まずはコーヒータンクを本体から外して分解していきます。
透明部分を反時計回りに回して、透明のタンクと黒いパーツに分解します。
黒い部分は計量器版といい、3つのパーツで出来ているので3つに分解します。
「OPEN開」の矢印方向に回すと分解できます。
3つのパーツは↓の通りで、左から順番に下、真ん中、上になります。
コーヒータンクの透明部分は、透明の入れ物と黄色のパーツに分解します。
ここまでの手順でコーヒータンクの分解は完了したので、綺麗に洗浄していきます。
まずはコーヒータンクの透明部分ですが、このパーツのみ水洗いはNGですのでやわらかい布で汚れを拭き取っていきます。
この部分はコーヒーパウダーが入っているだけなので、固まったり、落ちにくい汚れはつきにくいです。
透明部分以外の黒いパーツ(3つ)黄色いパーツ(2つ)はぬるま湯でつけ置きしてから洗います。
黒いパーツ(計量器版)はコーヒーが固まってさっと水洗いするだけでは落ちにくい場合があります。
つけ置き洗いでも取れない場合はこすってしっかり汚れを落として下さい。
洗いが終わったら黒いパーツ(3つ)、黄色いパーツ(2つ)はしっかりと乾かします。
中までは乾きにくいので丸1日くらい放置して乾かすのがおすすめ◎
完全に乾いたら元通りに組立てていきます。
少しでも「まだ乾ききってないな」と感じるようだったら乾くまで時間をおいてください。
まずは黒いパーツ(計量器版)ですが↓のオレンジ丸部分のように▲の印がパーツごとについているのでそれを目印にはめ込みます。
はめ込んだら「←閉」の方向に回すと「カチッ」と音がします。
同じように↓のパーツも▲を目印にはめ込みます。
↑ここではカチッとはまるいうより、▲同士が合わさるだけでOKです。
次の手順でしっかりと固定されるので安心してください。
↑コーヒータンクの透明部分に黄色部分をはめ込みます。
オレンジ丸の部分、突起がありますのでその突起に併せて押し込みます。
コーヒータンクのキャップは時計回りで閉めます。
↑コーヒータンクの透明部分と黒いパーツを一緒にします。
こちらも突起が「大」と「小」ありますので、サイズを合わせてはめ込んでいきます。
黒いパーツを↑の画像の向きで手のひらにのせて、上から透明部分を時計回りで回すとやりやすいです。
ここで確実にしまってないと後からコーヒーパウダーがこぼれてしまうので要注意!
本体にコーヒータンクを設置したら完了です。
洗浄の手順はこれで終了です!お疲れ様でした!
<ネスカフェバリスタ>TAMA 注意すること
お手入れで注意する事をまとめてみました。
食洗機は使用NG
お手入れするパーツは分解すると全部で13個あります。
「ひとつずつ洗うのは面倒だから一気に食洗機へ!」という気持ちにはなりますが・・・
食洗機の使用はNGですので手洗いで頑張るしかないです。
コーヒータンク透明部分は水洗いNG
ほとんどのパーツが水洗いできますが、唯一コーヒータンクの透明部分は水洗いNGなので注意して下さい。
↑の透明部分のみ柔らかい布で汚れをふきとります。
定期的なお手入れは必須
汚れがひどくなると、
- 本体にエラーが出る
- コーヒーを作るときにガチッと中で固まったような音がする
エラーは↑のオレンジ丸の部分に工具のマークがでます。
エラーがでても数回は一応使えますが、そうなる前に定期的なお手入れをしておくと◎
毎日洗浄は難しくても、コーヒーパウダーを補充ごとに最低でも1ヵ月に1回ペースではお手入れは必要です。
コーヒーパウダーは1ヵ月を目安に
コーヒーパウダーをタンクに補充して長期間放置してしまうと、タンク内で固まって黒くなる事がありました。
特に梅雨時期などはあっという間に固まった事も・・・
固まってしまうとエラーもでるし、ぬるま湯のつけ置き洗いだけではなかなか汚れは取れず、お手入れがいつも以上に大変です。
1ヵ月を目安になるべく早く使いきる事をおすすめします。
まとめ
今回は「< ネスカフェバリスタ >TAMA/お手入れ手順を画像付で徹底解説!」について解説してみました。
分解するパーツが多く大変な部分もありますが、慣れてしまえば手軽にお手入れできるのでぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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