こんにちは。ちりちょこです。
マイホームを建てると、真剣に考えたはずなのに間取り、設備、家具を失敗だったなと思う箇所が絶対でてきますよね。
「家は3回建てないと理想の家にならない」とよく言われますが、本当にその通りです。
良いと思って取り入れたのに住んでみたら使いにくかったと感じる事はたくさんでてくるものです。
- これから家を建てようと思っている人
- 間取り、設備、家具など工務店と決めている最中の人
- 同じような失敗をどうしたら解決できるか知りたい人
この記事は私がマイホームを建てて失敗したな・・・と思う部分を7選にまとめてみました。
失敗談や、失敗に対してどう対処したか、解決方法なども紹介しています。
家づくりの参考になれば嬉しいです。
新築後悔ポイント8選
施主支給のトイレットペーパーホルダーの設置が不可だった
私が1階のトイレにつけたかったトイレットペーパーはこちらです。
1階のトイレはお客さんも利用する箇所だからおしゃれにして、2階のトイレはなるべく金額を抑えたものにする予定でした。
楽天で購入して施主支給にしたのですが、1階のトイレには手洗い器もあり設置は出来たものの、手洗い器が干渉してトイレットペーパーの補充が一切できない状態になりました。
こちらのトイレットペーパーホルダーは横からトイレットペーパーを補充するタイプだったので、真横に手洗い器があると片方が全く使えない状況に。
「こんな事誰でも分かるじゃん!」と今なら思います。
でも設置した日は私、作業してくれた人、工務店の人が立ち会ったのにも関わらず誰も気づきませんでした。
結果として、2階につける予定だったトイレットペーパーホルダーとサイズ感は同じだったので付け直しをして対応しました。
もしサイズが違ったら壁に穴が開いてるので、その部分のクロスやり替えに・・・
その部分だけ張り替えたらクロスの継ぎ目が分かりやすくなると伝えられました。
- 施主支給する場合はサイズの確認、実際に使う状況をイメージする!
キッチンの吊り戸棚に炊飯器の蒸気が当たる
キッチンの背面収納に炊飯器を置いており、その上には吊り戸棚を設置しています。
そうすると炊飯器の蒸気が吊り戸棚にあたり、木が傷んでこないのかが心配だったんです。
メーカーに確認してもらったところ
- 炊飯器と吊り戸棚の空間は40cm~50cm必要
との事でした。
吊り戸棚を高くすると蒸気の問題は関係ないですが、使い勝手を考えたら自分の身長に合わせて天井より下につける事にしました。
その結果、炊飯器と吊り戸棚の間の空間は「43cm」なので問題はないですが、吊り戸棚に水蒸気がついて今後の劣化が気になってしまいます。
前に使っていた食器棚と炊飯器上の部分が蒸気によって傷んでしまったので、特に気になってしまいました。
- 蒸気レス、蒸気カットの炊飯器にする
- 吊り戸棚の下に蒸気対応パーツを貼る(メーカーによって対応不可もあるので注意要)
- 炊飯するときだけ別の場所へ移動する
私は毎日キッチンのワークトップへ炊飯するときだけ移動させて使っています。
今の炊飯器に買い換えの時期がきたら、蒸気レスの炊飯器にしようかな♪
リビングの明かりとり窓ガラスの素材
リビングの明かりとりのためにFIX窓(開閉することが出来ない窓)でクリアな素材の窓をつける事にしました。
その時のわたしはこんな風に考えていました。
- 窓が面した隣の敷地が畑で家が建つ予定なし
- 外から中が見えにくい(床から170cmの位置に窓あり)
- カーテンをしめても天気が朝すぐ分かる
ところが、実際に設置した後に室内から窓を見ると・・・
少し離れた家の中からリビングが丸見え状態でした。
イメージだけでは難しく実際にその場所に立ってみないと分からない事もありますよね。
- カーテンやロールスクリーンをつけて目隠しする
- すりガラスに変更する
さすがにリビングの窓がその状態だと落ち着かないので、クリアの素材から「すりガラス」に変更してもらう事にしました。
すりガラスにすると、明かりとりの役目をしながらも、プライバシーもしっかり確保できました。
コンセントが足りない問題
- 「コンセントが足りない!」
- 「ここにつけて置けばよかった」
との意見をよく聞いていましたので慎重にコンセントの位置、個数は考えました。
しかしやっぱり暮らしてみると、個数というより「この場所にあったら良かった」と思う事が多かったです。
とくに生活していて良く使うリビング、ウォークインクローゼットが1番感じる部分でした。
- 自分の生活をイメージする
- コンセントの増設をする
- 延長コードで対処(コードはまとめて綺麗に)
逆にまだ一度も使った事のないコンセントもあるんです。
これから増えていく家電によっても「ここにあれば」が変わってくるので難しいですよね。
引違い窓をもっと採用すれば良かった
引違い窓とは、2枚の窓ガラスが左右に動く窓の事で「ふすま」「障子」のような開閉の仕方をする窓のことでみなさんの家でもよく使われています。
わが家は「すべり出し窓」を多く採用しました。
すべり出し窓の開け方は下の写真のようにレバーをくるくる回して、開けたり閉めたりできます。
私が思うすべり出し窓の大変なところ5つ。
- 急な土砂降りのときに窓を閉める時間が引違い窓よりかかる
- 室内の虫を外に出したい時、網戸を開けるのに手間取り焦る
- コツを掴むまでは難しい
- 高い場所にあると開け閉めが難しい
- 窓掃除が難しい
いい所もあり「すべり出し窓」は開けかたによってはプライバシーを守ってくれつつ、外の空気もしっかりと中に入れてくれる事もできます。
基本的に「すべり出し窓」が多いわが家ですが、場所によっては「引違い窓」にするなど慎重に考えるべきだったかなと思っています。
- 場所によって本当に使い勝手のいい窓の種類を考える
- ワンフロアに1つは引違い窓を作っておくと虫がでても大丈夫
この虫問題は盲点でした。必死で虫を捕まえていざ外に!と思ってもなかなか開けるのが難しいんです。
庭の石を見た目だけで決めてしまった
庭の土部分に石を敷くためにホームセンターで石を選んだのですが、「見た目が自分達のイメージにあっている」という理由から下の写真の丸みをおびた黒い石を選びました。
途中まで敷き詰めた感じではイメージにあって満足していたのですが、石の上を歩いてみるとつるつる滑ってとてもじゃないけど危険だと判断しました。
結果、たくさんのお宅で使われているこちらのタイプに変更しました。
最初の石の方が1kgあたりの単価も高額だってので痛い出費となりました。
- ホームセンターで自分達で購入するときは素材をよく確認してから購入
- 外構は業者さんにお願いする
お風呂の窓はやっぱりいらなかった
「お風呂に窓はつけませんでした」との意見はよく聞いていたので、わが家もとても悩みました。
つけたい派の主人、つけたくない派の私との相談の結果、つける事にしました。
結果、住んでから1回もお風呂の窓をあける事はありません。
逆に少し高い位置についているので、劣化とともに汚れていくのが心配です。
どうしてもつけたい!と思っている人以外は、つけない事をおすすめします。
最近は換気もしっかりしているので、浴室の乾燥設備で朝には浴室はからっとなっています。
浴室は湿気でカビになりやすい場所、なるべく簡単に掃除できるよう不要な物は減らしておくのがオススメです。
窓を減らすだけで減額にもなり助かります。
土間収納に扉をつければよかった
- 毎日使うからこそ扉の開け閉めが面倒
- 扉設置の費用を減額したい
と当時のわたしは考えていて、土間収納に扉はつけない選択をしました。
実際暮らしてみると・・・急な来客があっても土間収納にとりあえずでているものを放り込む!これができるのでつけたら良かったと後悔しています。
玄関から土間収納の中が見えてしまうので、玄関先だけの来客だとしても綺麗にしておかないといけないんです。
引き戸にして日常は開けっぱなしにして、来客の時だけ閉めておくのが1番理想です。
まとめ
今回は「【失敗談】新築後悔ポイント7選!やってしまったミス!住んでみて分かる!」について記事にしてみました。
どんなに考えても実際に住んでみないと分からない事がたくさんありますよね。
これを見て少しでも参考になれば嬉しいです。
同じく住んでみて分かった事で、新築1ヵ月でアリが大量発生して、退治に成功した方法を記事にしていますのでこちらも併せて読んでみてください。
また、新築で大活躍している「ホスクリーン昇降式」についても記事にしていますので併せて読んで頂けたら嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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