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こんにちは。ちりちょこです。
不妊治療と仕事の両立をされている方のほとんどに立ちはだかる問題だと思います。
不妊治療と仕事を両立するのか
仕事を辞めて治療に専念するのか
結論!どちらが正解か答えはありません。
私は仕事を辞めて治療に専念する決断をしました。
- 仕事と治療の両立期間:3年
- 治療に専念期間:3年~
どちらも経験したからこそ分かる意見をまとめました。正直、一長一短だなと実感してます。
具体的にどんな事を後悔して、どんな事がメリットになっているか紹介するので、今現在仕事と治療について迷っている方まずは退職前に参考にしてみて下さい。
仕事を辞めて後悔した事4選
仕事を辞めるにはとても勇気がいりますよね。まずは1番気になるであろう仕事を辞めて後悔したことからお伝えします。
- 収入が減るのに医療費がかかる
- 気分の切替えが難しい
- 再就職が難しい
- 育児休業給付金が貰えない
収入が減るのに医療費がかかる
覚悟はしていましたが、収入が減るのに医療費がかかるのは1番苦労している事です。いま現在迷っている方の多くもきっとこの金銭的な理由が多いのではないかと思います。
2022年4月より不妊治療の保険適用がスタートされました。しかし保険適用といえども全ての治療が保険適用にならずなかには高額な治療もあります。
保険適用部分にも、年齢や回数の制限もあり、以前よりは軽減されましたが家計の負担は大きいと感じています。
\わたしが実践した対策/
- 高額療養費の利用
- 医療保険への請求
- ポイ活や自由なアルバイト
具体的に紹介します。
高額療養費の利用
高額療養費とは?
同じ月に病院の窓口で支払った自己負担の金額が、所得により決められた自己負担限度額を超えた場合に加入している健康保険より支給される制度です。
限度額を超えた部分を一度支払い後日還付を受ける「高額療養費」と、予め申請をして支払を限度額までにする「限度額適用認定証」と2種類あります。
詳しくはこちらの記事を参照下さい。
【限度額適用認定証】不妊治療をしている方へおすすめする理由|制度を解説!
不妊治療をしていると、治療によっては1ヵ月の支払が高額になる場合があるので必ず利用をおすすめします。
病院からの領収書は必ず保険して、費用が高額になる場合は即申請です!
医療保険への請求
2022年4月より不妊治療が保険適用になったことにより、個人で加入している医療保険へ処置によっては請求できるものがある可能性があります。
請求できるかどうかは
- 処置の内容
- 病院
- 加入している保険の内容
によって変わってくるので、素人の自分だけの判断では難しいです。一度加入している保険会社へ相談してみて、請求可能なら絶対に利用がおすすめです。
私が基本的に毎回している処置の中で2個該当するものがあり、都度請求してます。
数万円は保険から出るので助かります。
ポイ活や自由度の高いアルバイト
治療のスケジュールを優先しながら取り組める事を実践し、少しでも家計がプラスになるようポイ活やアルバイトをしました。
治療第一なのでお小遣い程度ですが・・・
- ポイ活
- チラシのポスティング
チラシのポスティングは、各家を歩いて回るとウォーキングになり運動できるので一石二鳥で健康面でいえばおすすめでした。
気分の切替えが難しい
不妊治療を一生懸命頑張っても100%子どもを授かる事ができる訳ではないのが現実。時には残酷な診断を下されどうしようもないくらい落ち込む事もたくさんあると思います。
私自身、不妊治療7年目になりますが今だに出産には至ってないうえ、泣いた経験も山ほどあります。
そんな私の体験談としては、仕事をしている方が早く気持ちの切替えができていたように感じます。
仕事に行くまでは憂鬱でも、いざ仕事をすると気分転換になり、他人といると気持ちをしっかり保てます。
仕事を辞めて治療に専念すると、自宅で1人塞ぎ込みがちになり、気分の切替えに時間がかかるようになったと感じています。
再就職が難しい
また働きだそう!と決心しても退職前と同等の待遇で働くのは、難易度が高いです。
- 年齢制限のある企業
- 退職前の企業より給与減
など難しい部分でもあります。また、築き上げてきたキャリアを失うような喪失感もあり、退職前の会社で働く元同僚をうらやましく思う感覚もありました。
\わたしが実践した対策/
- 資格の取得をする
再就職をするかしないかは置いといても、資格の取得は自分の財産になるのでおすすめです。
病院のあの長い待ち時間何してますか?
どこの病院、クリニックも診察~会計までの待ち時間が長い事が多いです。せっかくならこの待ち時間をスマホのゲームで過ごすより、資格取得のための勉強の時間に使ってみるのもおすすめです。
集中したら2時間の待ち時間があっという間で待ち時間のいらいらが減ったり、診察の前の不安も気が紛れてリラックスして診察に挑めるメリットもあります。
FP、簿記、社会保険労務士
育児休業給付金が貰えない
苦しい治療の成果あって無事に元気なわが子を抱ける日が来たとしても、仕事を辞めると育児休業給付金が貰えないのは痛いところ。
育児休業給付金とは?
簡単にいうと、育児のために仕事を休んでいる期間に給与の何割かを国から支給してもらえるという子育てには非常に助かる制度。
育児休業給付金の支給には要件があります。
- 1歳未満の子どもを養育する為の育児休業であること
- 休業開始日前2年間に賃金の支払基礎日数が11日以上ある月が12ヵ月以上あること
- 一支給単位期間中の就業日数が10日以下or80時間以下である事
これらの要件を満たすと、
- 休業開始~180日まで
賃金日額×支給日数×67%
- 181日目~
賃金日額×支給日数×50%
育児のために休んでいる間も、休む前の給与の半分~6割くらいは貰えるということになります。
例えば、休業開始時賃金日額8,000円の場合(支給日数は原則30日)
日数 | 支給額 | 計算式 |
---|---|---|
180日目まで | ¥160,800 | 8,000円×30日×0.67 |
181日目から | ¥120,000 | 8,000円×30日×0.5 |
育児のため働いていない期間、この金額が貰えない事はしっかり計画したうえで退職の計画を立てることが大切です。
仕事を辞めて治療に専念して得たメリット3選
ここからは仕事を辞めて治療に専念して得たメリットを紹介します。
- 治療を最優先にできる
- 仕事のストレスが減る
- 健康に気を使うことができる
治療を最優先にできる
これが仕事を辞めて治療に専念したことの最大のメリットです。
不妊治療は自分の都合でもなく、病院の都合でもなく、診察によって分かる自分の体の状態で次の通院の日など決まりますよね。
診察をしてみて、次回は「明日来て下さい」「○日後に来て下さい」など指示があるので仕事をしながらだとこの日程調整が本当に大変。
仕事を辞めたら治療を最優先にできるので、万全の体制で大事な日に挑むことができるようになりました。
私の場合は仕事を辞めたタイミングで遠方の病院へ転院を決意。その病院へ行きたかったけど、仕事との両立は厳しいと判断し諦めていました。
不妊治療は何歳になってもできる訳ではないのが現実。終わりを決める時に、あの時仕事を優先しなければ良かったと後悔する事だけは避けたく治療を最優先で考えました。
仕事のストレスが減る
妊活にストレスは良くない!と頭では理解していますが仕事と不妊治療の両立は相当なストレスがかかりまよね。
仕事を辞めることによって、このストレスから解消され、気持ちに余裕を持って治療に専念できました。
仕事+不妊治療+家事をこなすと、常に家でもせかせか主人に当たってしまい家庭内の雰囲気も悪くなっていましたが、それも解消。ゆったりとした気持ちで過ごせるようになりました。
健康に気を使うことができる
気になってはいたけど時間が無い!を言い訳に出来てなかった体質改善や健康面を気遣った生活ができるようになりました。
\わたしが実践したこと/
- ヨモギ蒸し
- 漢方のお茶、紅茶
- 整体
- 鍼治療
- ウォーキング
- 宅トレ
漢方のお茶、紅茶を毎朝飲んでゆったりと落ちつく時間ができました。
ウォーキングと宅トレは、無料で出来ることなので健康面、運動不足が気になる人にはぜひおすすめです。
\おすすめの宅トレはこちら♩/
【不妊治療歴7年目】仕事を辞めて治療に専念|後悔とメリットを紹介!まとめ
「不妊治療 歴7年目仕事を辞めて治療に専念して感じた後悔とメリット」についてまとめました。
不妊治療と仕事を両立するにしても、仕事を辞めて治療に専念するにしてもとても難しい決断になると思うのでわたしの実体験を通して、少しでも参考になれば嬉しいです。
不妊治療をしていく上で役立つ制度の「高額療養費」についてまとめた記事もありますので、まだ申請をした事のない人、どんな制度なのか知りたい人はチェックしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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